こんにちは、ポツンママです。
秋も深まってきました。
今年度卒園を迎える年長さんのクラスは、そろそろ謝恩会の準備を進めている頃でしょうか。
今日は、おひとりママの謝恩会の乗り切り方を考えてみようと思います。
この記事の目次
謝恩会に対して後ろ向きでも参加だけはしておこう
おひとりママにとっては正直、謝恩会はしんどいもの。
子供がお世話になった保育園・幼稚園に感謝の気持ちを表す場なので、参加しなければいけないことは頭ではわかっています。
でも他のママグループが盛り上がっている中で、ポツンとしている状況が数時間続くのも今からわかっているわけです。後ろ向きになるのも無理はありません。
参加したくないのが本音ですが、ここは子供のために当日の数時間だけぐっと踏ん張ってみませんか?
おひとりママは無理して頑張らなくていいです。普段からママ付き合いに慣れてるわけではないので、気負ってしまうと空回りします。
とりあえず参加して、やることをやっていれば文句は言われませんから。
「子供を育てている上での義務感」を持って参加すれば、ママとしての責任は果たしています。
おひとりママが謝恩会の担当になってしまったら
私の子の園の場合、謝恩会をまとめる委員がいて(早い時期に決定)、それとは別に各家庭一役何か担当することを決められていたので逃れられない状況でした。
こうなったらもうなるようにしかなりません。
謝恩会委員は、謝恩会までの間何回もの打ち合わせを重ね準備に奔走しており、数ヶ月間ずっと神経をすり減らしながら頑張っています。一人一役がルールなら、与えられた任務を粛々と受け止め淡々とこなしましょう。
ポツンママの経験談ですが、こういうときに奇数の人数で構成されたグループに配属されると、その中でもポツンを味わいます。
3人とか5人なら、2人ずつのグループ+自分という図。
私は謝恩会に限らずいろんな場でこういう「奇数グループでのボッチ」を経験してきているので、もうそういう運命なんだと悟るしかないと思っています。
結局年長までママ友ができないでいると、今からママ友が出来たり仲が深まったりなんてことはなかなか難しい。あまり期待しないほうが、その後落胆しなくて済むので身のためです。
特に謝恩会準備は仲が深まるどころか、価値観の違いから様々な場面で不和が生じることがとても多いです。
それをひた隠しにしながら、表面上うまくやっているように見せるのがママ友付き合いなんだな、というのを私は他のママを観察しながら考えていました。
裏LINEグループを作成、女って怖いなと思った話
謝恩会準備ではいくつかの係に分かれ、LINEのグループトーク機能を使って、報連相や情報共有、意見交換をしていました。
このグループトークで謝恩会委員から指示が入ったりします。最初のうちはスタンプや「了解!」みたいな平和なレスがついていました。
そのうち、謝恩会の準備が進むにつれ、当日の進行が見えてきます。
余興が3つもあり、明らかに盛り込みすぎの内容。
会場は園ではなくレンタルスペースでしたが、分刻みでぎっちりとスケジュールが組まれていました。
そして、係メンバーの当日の動きも決まり準備もだいぶ進んだころ、謝恩会委員は暴走を始めます。
委員会での議事はほとんど共有してくれないのに、謝恩会直前に突如当初の予定から大幅に変更された指示がとんできました。数ヶ月かけた準備や打合せがほとんど無駄になるような要求です。
言い方も悪く、変更に対するお願いという姿勢ではなく、委員会での決定事項として一方的にまくし立ててきました。
係のメンバーは沈黙。
ポツンママも静観していたのですが、しばらくすると『係の数名のみ』の裏LINEグループが作られ、私も招待されました。
そこには、ストレートな言葉では書かれていないものの、係メンバーの不平不満が書き連ねてあったのです。
気持ちはわかるけど、女って怖い。
その後、一人がグループ内で出た不満を「前向きな提案」に換え、謝恩会委員に伝えるという形に。
この時から、公式の謝恩会LINEグループは必要事項を伝えるだけのツールとなり、活発な意見は全て裏グループでという暗黙のルールができあがりました。
こういうことに不慣れなポツンママは、波風立てないようスタンプでのらりくらり交わし息をひそめていましたが、女社会の裏側をまざまざと見せつけられた体験でした。
ポツンの謝恩会当日の過ごし方
波乱万丈の謝恩会準備を終えた後は、当日を過ごすだけです。
ここでの過ごし方は運動会同様、パパと一緒に過ごすのが一番。
夫婦でいればポツンでも平気。
子供は年長にもなれば、親ではなくお友達と一緒にいることが多いです。
座る席が決められていないなら、なるべく前のほうがいいです。
全体を見渡せる席にしてしまうとママグループと自分を比較してしまうので、ざわざわする気持ちを持ちたくないなら視界にいれないのが鉄則。
謝恩会に今の担任や園長先生以外にも、以前の担任や退職された先生も参加してくれていたら、きちんとご挨拶しましょう。
それだけできれば、謝恩会でのママの務めは十分果たせています。
他のママとお話しするのが苦手でも、お世話になった先生とはお話ができるのなら、先生と一緒に思い出話や小学校に向けての話をするのも良いでしょう。
私は、以前の担任の先生や退職した先生とご挨拶がてら、先生の近況を伺ったりしていました。
聞く方に回るのも手です。
謝恩会の乗り切り方8つの心得
- 気乗りしなくても、親の責任として謝恩会は参加しておこう
- 気負うのは禁物、ママ付き合いスキルの低いポツンは空回りする
- 謝恩会の担当になってしまったら、淡々と任務をこなそう
- 謝恩会準備で、他のママの意外な性格が浮き彫りになる
- LINEでやり取りするなら、意見は少なめに・スタンプを使うのが便利
- 当日はパパと過ごそう、夫婦でいればポツンに見られない
- 座る席は前の方、ママグループが見えない場所
- 先生にも挨拶を忘れずに
実際経験してみないと、どんなことが起こるかわからない謝恩会。
終わってみれば「いろいろあったなぁ」とこうして振り返ることができますが、当時はよくわからない渦の中に巻き込まれたような感じでした。
謝恩会に向けて一丸となっている大きな渦に飲み込まれると、様々な意見が交錯する中で自分の位置を見失いがちになります。
そんなときは「謝恩会はたった数時間」であることを思い出してください。
慣れないママ付き合いをしながら数ヶ月かけて準備を進めても、本番はその数時間で終わります。
長いママ人生の中でのたった数時間ですから、そう考えると自分がいま持っている時間や力や気持ちをどれだけ謝恩会に費やせばいいか、少しわかってくるのではないでしょうか。
頑張りすぎず、ひょうひょうとやっていきましょう。
謝恩会に戦々恐々としているママの役に立てば幸いです。
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