ママの働き方|主婦×在宅フリーランスは相性抜群だった!




こんにちは、ポツンママです。

このブログのドメインはfreelance-mama.netとなっているように、一応ポツンママもぼちぼちフリーランスでやっています。

在宅フリーランスを始めて5ヶ月経ち、メリットをたくさん感じるようになったので、今日は主婦フリーランスについて少しまとめてみようと思います。

主婦業をメインに、副業としてフリーランスを始めるのがポイント

軌道に乗るかどうかもわからないフリーランスの事業に、最初から事務所を構えて設備を整えて、なんてことは私にはできませんでした。

最初はあくまで「扶養の範囲内」。
結果は後からついてくればいい、とにかくやってみようと自宅の一室で始めました。

私の場合、過去に今の事業のアルバイトをしたことがあるということと、夫がその事業のプロフェッショナルであり、困ったことがあれば聞ける環境にあることがとても幸運でした。

主婦がフリーランスを始める上で覚えておきたい大切なことがひとつ。

それは「夫が家計を支えてくれるからこそ、自分はフリーランスとしての仕事ができる」ということ。

今この記事を読んでいるのは、これからフリーランスとして働こうと考えているママではないでしょうか。おそらく現在は専業主婦かパートの方で、家庭の収入はパパが担っている家庭が大半かと思います。

これからフリーランスを始めようとするママにとって、収入面でも精神面でも「パパがいるから」という支えは大きいです。

自分で何もかもを背負うフリーランスは孤独です。まさにポツンです。
自らアクションを起こさない限り仕事は降ってこないし、行き詰まっても誰も助けてくれません。
営業も経理もすべて自分が責任者です。

こんな風に書くと、自分一人でこなすプレッシャーに負けそうになるかもしれませんが、万が一事業がうまくいかなくても、パパが家計を支えてくれているのですぐに生活が成り立たなくなることはないでしょう。

それって幸せなことですよね。
とても心強いと思いませんか?

フリーランスという働き方を考えているママは、どうぞパパへの感謝を忘れないでください。

仕事をすると主婦業に割ける時間が減るので家事育児の手抜きはOKですが、やるべきことはきちんとこなしましょう。
主婦はそれがメインの仕事ですから。

主婦フリーランスのメリット

それでは、私が主婦フリーランスになってよかったと思うメリットをまとめてみようと思います。

フリーランスになる前は

  • 中小企業勤務
  • 勤務時間はフルタイム→時短勤務
  • 通勤時間1時間
  • 職種:事務(なんでも屋)
  • 給与:職種の平均くらい

時間の融通が利く

今まで会社員やパートをしていたママがフリーランスになることの1番のメリットは、やっぱり時間の融通が利くことです。

特に小学校に入学したての頃は、

  • 慣れない学校生活で疲れた子供のフォロー
  • 毎日配布されるたくさんのプリントのチェック・整理
  • 200枚くらいの計算カードに1枚ずつ記名
  • 「明日◯◯を持ってきてください」に対応

などママは大忙し。

また、

  • 節目ごとに保護者会がある
  • PTA関連の仕事や集まりがある
  • ママ同士の親睦会もある

などママ自身が学校等に出向く必要のある行事も次々と出てきます。

更に、子供の宿題のチェック・丸つけ、明日の時間割の準備チェック、習い事の送迎、下の子がいればその子の送迎などもあり、ママは毎日めまぐるしいスケジュールをこなさなければなりません。

フリーランスには決められた勤務時間というものはなく、毎日の勤務を自分の裁量で決められます。

お店やサロンを開くなら営業時間を固定することでルーティン化することもできますし、翻訳者やイラストレーター・IT系の職業なら自宅で好きな時間に作業をすることもできます。

フリーランスは、フレキシブルな対応を求められるママにとって、とても都合のいい働き方です。

子供が小学校に入ると朝から15時くらいまではフリーの時間ができるので、子供が帰ってくるまでの時間に仕事ができますし、学校やPTAの行事があっても参加しやすいです。
小学生を持つママとフリーランスは本当に相性がいいと実感しています。

自分で働く時間を決められるメリットはとても大きいです。

仕事場を自分で決められる

自宅兼事務所にするのも自由、オシャレな街やアクセスの良い場所に事務所を構えるのも自由!

自分の思い描くオフィスを、思いのまま実現できます。

ママが自宅で仕事ができると、子供に何かあったときにすぐに対応できるので助かりますよね。

梅雨の時期、下校時刻に突然大雨が降り小学校からお迎え要請のメールが来たことがありましたが、私は自宅で仕事をしているので小学校まで数分でお迎えにいけました。

うちの息子はたまに忘れ物をするので、届けに行くこともあります…。

在宅勤務していると移動に公共交通機関を使うことが少なくなるので、次のメリットにも関連しますが「タイムスケジュールを立てやすい」ことにもつながります。

タイムマネジメント能力がつく

「フリーランスって好きなときに仕事して、好きなときに休んでいるんでしょ?気楽でいいよね」

なんて言われることもありますが、「主婦業をこなしながら仕事をする」という点においては、会社やお店などで働く兼業ママと何ら変わりません。
働く場所が会社か自宅かの違いです。

さらに言えば、納期のある仕事であれば、締め切りが迫っていたら何としてでもそこに間に合わせなければいけません。
社内業務で納期に間に合わないなら、交渉で納期を延長することもできるかもしれませんが、フリーランスは信用第一です。
納期に間に合わなければ次の仕事はもらえない可能性が高いですし、プロとしてやっていくなら納期厳守が鉄則です。

仕事をする時間に関しては確かに自由に決められますが、仕事をすることで家事育児が軽減されるわけでもないので、主婦業をしながら仕事をするにはタイムマネジメントをしっかり行うことが大切です。

私もフリーランスを始めた当初は自分の進もうとする方向が定まっておらず、毎日時間だけが刻々と過ぎることに焦りを感じていましたが、ようやく自分のペースを掴んできたので、最近は仕事と家事育児のバランスが取れるようになってきました。

金銭感覚が磨かれる

フリーランスは、どんぶり勘定でやっていたらすぐに破たんします。

仕事柄、情報収集のためにいろいろと書籍を読みますが、すべてを新品で購入していたらお金が足りません。
私は図書館をフル活用し、手元に置いておきたい本だけ購入します。
また、ブックオフもチェック。大型店は話題になった本を安く売っていることがあるので重宝しています。

書籍に限らず必要な物品が出てきたら、「これはすぐに必要なものか?他のもので代用できないか?新品である必要があるか?安く購入する方法はないか?」を10回くらい買う前に自分自身に問いかけてふるいにかけ、必要なものだけを購入するのが、駆け出しフリーランスの賢い買い方。

私は簿記の資格を持っていることもあり、帳簿については毎月きっちりつけています。
確定申告は年に1回ですが、その時期にバタバタと必要書類を集めて申告書を作成するより、日々の中でできることを少しずつやっておいた方が確実な帳簿を作れるのでおすすめです。

その他小さいメリット

  • オフィス服がいらない
  • 通勤電車に乗らなくてすむ
  • 雨の日は外出を調整できる
  • どうしても仕事が進まないときは仮眠してリフレッシュできる
  • 外食ランチ代が掛からないので食費が抑えられる など

あの重々しい空気が漂う通勤電車が本当に苦手でした。
まだまだ駆け出しなので今の収入は微々たるものですが、通勤電車から解放されただけでも、私はフリーランスになってよかったと心から思います。

会社員→フリーランスになってからのママと子供の変化

会社員をしながら2人の子供を育てていたときは、精神的な余裕がまったくありませんでした。

毎月一定の給与が保障されていたし、有休も取りやすい職場でしたが、子育て世代のママが私一人だったため育児やワークライフバランスについて誰にも相談できない、一人部署だったので休んでも誰もフォローしてくれない。

そのうえ、ただでさえ兼業ママは限られた時間の中で仕事に家事にフル回転しなければならないのに加えて、2人の子の療育や病院に通っていたのでもう本当にいっぱいいっぱいでした。

フリーランスになった今、「おかえり」とニコニコして毎日子供を迎え入れてあげられる生活に満足しています。

息子はずっと保育園生活だったので、帰宅したらママがいる生活がとてもうれしそうです。
まだまだ手が焼けますが、毎日小学校でたくさんの刺激を受けてそれをママに伝えるのが何より楽しそうで、心が満たされている様子がよくわかります。

フリーランスを始めて数ヶ月なので、収入面では会社員の頃に比べたらまだ及びませんし、家計も余裕があるわけではありませんが、それでもフリーランスの名の通り自由度の高い働き方は精神的な余裕を生み出してくれました

そして、ママの余裕が子供にも伝わって、穏やかで安定した生活ができていることを肌で感じています。
母親は家族の中心なんだなと改めて思います。

まとめ

フリーランスで働くには、しっかりとポリシーを持って責任を果たすことが大切ですが、何にも縛られない分自分の都合に合わせた働き方設計が可能です。

会社員だと、自社の発展や会社組織の運営のために働くということになりますが、フリーランスは「自分のため」。

ボッチ体質のポツンママは会社組織になじみにくいタイプだったので、「自分のため」に自由自在な働き方ができるフリーランスが性に合ってたようです。

この記事は、子供の療育関係で会ったママが、「そろそろ働きたいけど、学校や療育で親の出番が多くて働くのを躊躇している」と悩んでいたのを見て、フリーランスという働き方があるということ、小学生のママにとってメリットが多いことを伝えたくて書きました。

これから働くことを考えているママに、主婦フリーランスを選択肢のひとつに入れてもらえたらうれしく思います。









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