こんにちは、ポツンママです。
今日から年賀状の投函が開始されました。
12月はクリスマスプレゼントの準備と並行して、年賀状の準備も行うので大忙しですね。
インターネットやSNSが普及して大人は年賀状を書く機会が減ってきているようですが、お世話になった人にご挨拶の手紙を書いて送るというマナーを子供に教えるのに、年賀状はぴったりです。
今日は小学一年生が年賀状を送ろうと思い立ったとき、どのようにすればいいか親のサポートを中心に書いてみようと思います。
この記事の目次
年賀状を出すことで知識が身につく
小1の子供たちは、1〜2学期の学習を経てひらがなから漢字までたくさんの文字を書けるようになったのではないでしょうか。
文字を書けるようになると手紙を書くのが楽しくなります。
お手紙交換が好きな女子はもちろん、男子でもお友達から手紙をもらうのはうれしいもの。
今までは園や学校で渡していたお手紙ですが、送り先の住所と名前を書き、切手を貼ってポストに投函すると相手に届くのが郵便です。
郵便のプロセスを知るという意味でも、年賀状を書いて送るのは子供にとっていい勉強になります。
年賀状はお正月に届くよう準備しますので、年賀状の期間が過ぎてから出したり、出しそびれたりしないよう、計画を立てて行動する必要がある、ということも学べますね。
お世話になった人やお友達に年賀状を送ることで、マナーや様々な知識を身に付けることができます。
年賀状誰に出す?
年賀状を出すと決めたら、次に考えるのは「誰に出すか」です。
一般的には以下の方々に出すことが多いのではないでしょうか。
- 担任の先生
- 習い事の先生(個人レッスンの場合)
- 仲のいいお友達
- 祖父母やいとこなどの親戚
担任の先生には必ず出しましょう。通級や支援級など普通級以外にも在籍している学級があれば、担当教諭にも忘れずに。
個人レッスンの習い事をしている場合は、習い事の先生にも年賀状を送りましょう。
お友達に出す場合、誰に出すか子供自身で決められるなら問題ありませんが、張り切って「クラス全員に出す」と言う場合は、子供にもう一度考えさせたほうが良さそうです。
10名程度の少人数学級なら全員に出すのは可能ですが、20名を超えるようでしたら年賀状を書くのが大変になるでしょう。
お友達が大好きなのはいいことですが、最初から気張り過ぎて途中で嫌になってしまったら年賀状を自分で書いて出すことにマイナスイメージを持ってしまいます。
子供が無理なく書ききれるくらいの枚数をもう一度考えさせて、少し絞ることを提案してみましょう。
小1はまだ親の手助けが必要
小学生になったからと言って、急に何でも1人でできるようになるわけではありません。
まして、一年生なら出来ないこともまだまだ多いので、親の手助けが必要な場面はたくさんあります。
年賀状を出すとひと言で言っても実は工程がいくつもあるので、子供が楽しみながら投函までたどり着けるよう親がサポートしましょう。
投函するまでの手順をタスク化する
一年生の場合は全面的に親が年賀状づくりを手伝うことになりますが、タスクを切り分け、子供が担当するタスクをきちんと割り振ってあげると、自分でやるべきことがわかって取り組みやすいです。
- 誰に送るか決める
- 送りたい人の住所を教えてもらう
- (年賀状を買う)
- 年賀状のデザインを決める
- 印刷する、または注文する
- 通信面に一筆書く
- 宛先を書く
- 投函する
一年生の場合は全面的に親が手伝うことになりますが、特にサポートしてあげると良いのが、『送りたい人の住所を教えてもらう』の箇所です。
対等な立場の人に手紙を送るとき、一般的には「住所交換」という形でお互いの住所を教え合います。
一年生では自宅の住所を言えない子供もまだ多いので、お友達同士で住所を教え合うのが難しいこともあるでしょう。
ここは親がちょっとした工夫をしてあげることでスムーズに住所交換ができますので、手を貸してあげてください。
- 住所を記入するためのカードを用意する
- 子供からお友達にカードを渡す
- 記入してもらったら戻してもらう
- 住所を教えてもらった人に自分の住所を記入したものを渡す
イメージは、私たち親世代が子供の頃に交換したプロフィール帳のようなやり取り。
友達の住所を教えてもらい(しかも複数人)、自分の住所も伝えるというマルチタスクを小1の子供がこなすのはハードルが高いので、ここでもタスクを更に分解して1つずつクリアしていくのが良いです。
口頭で住所を聞き取るのは大人でも間違えることがあります。文字にして伝えた方が正確に伝わるのでおすすめです。
年賀状のデザインは子供と選ぼう
年賀状のデザインを子供自身に選ばせると、「自分の年賀状を作っている」気分が高まり、子供の『年賀状を作る・書く意欲』が上がります。
今回の年賀状づくりは親がお手伝いしても、ゆくゆくは自分一人でやってもらいたいですよね。
年賀状づくりが初めてなら親がすべて用意しまってもよいのですが、年賀状を作る工程を子供に見せると、どのように準備していくのかを覚えられます。いろんなデザインがあることや自分好みに作る楽しさを知ってもらうために、まずはデザイン選びをさせてみてはいかがでしょうか。
自分で作る年賀状のデザイン
プリンタメーカーは毎年様々な年賀状デザインを無料配布しています。
その中から子供向けに使えそうなものをいくつかご紹介。
(画像をクリックすると別窓でリンクが開きます)
- 男児向け:ブラザーのウルトラマンデザイン
ウルトラマン年賀状(ブラザーオンラインのユーザー登録が必要)
小学校低学年だとウルトラマン好きな子も多いのではないでしょうか。シンプルでいいですね。
- 女児向け:キャノンのキュートデザイン
カジュアル年賀状>キュート
素材集の中には、ポムポムプリンの年賀状テンプレートもあります。
- 定番:郵便局のはがきデザインキット2018
年賀状クイックサーチ>干支デザイン
メルヘンチックでとても可愛らしいですね。
はがきデザインキットのページからだとデザインを探すのが大変なので、上記のクイックサーチからアクセスするとサクサク検索できますよ。
自分で印刷するのが大変なときはプロに依頼
自宅にプリンタがなかったり、子供用と大人用を同じデザインで用意する等数量が多くなる場合は年賀状のプリントサービスを利用するのも手です。
- ネットスクエア
現在早割セール中!50枚2246円〜は破格のお値段です。
- 郵便局の総合印刷サービス
サンリオキャラクター年賀状
郵便局では年賀状の印刷サービスも行っています。
キティちゃん、シナモロールなどサンリオキャラクターをはじめ、ムーミンやくまモンデザインもあります。
小1の年賀状、コメント何書く?
初めて自分で書く子も多い小1の年賀状。
年賀状はひと言でもコメントがあると受け取った方もうれしいですよね。
送り先ごとにいくつか文例を出してみます。
- ことしもよろしく
- またいっしょにドッジボールしようね
- 3がっきになったらしょうぎしよう
- こんどドリブルのしかたをおしえて
- ことしはかんじテストで100てんとれるようにがんばります
- ことしはきゅうしょくをのこさないでたべられるようになりたいです
- ことしのもくひょうはサッカーのしあいにでてゴールをきめることです
- げんきですか?ぼく・わたしはげんきです
- まいしゅう土よう日にサッカーをはじめました
- にじゅうとびができるようになりました
- かぜひかないでね・げんきでいてね
- またあそびにいくからまっててね
手紙を書くことに慣れていないとひと言書くのも頭を悩ませるものですが、一年生なら親が考えてあげても構わないと思います。
友達同士もらった年賀状を見せ合いすることはほぼないでしょうから、仮に文面がほとんど一緒でもあまり支障がありません。
年賀状にはひと言書くこと、これさえ覚えてもらえればOKです。
送り先の住所は大人が、名前は子供が書く
通信面が書けたら、次は宛名面。
学校で文字を習っていても一年生だとまっすぐに書くことも、文字の大きさを揃えてバランスよく書くこともまだ難しいです。
初めての年賀状は、作ることから参加し、ひと言メッセージを書ければそれでじゅうぶん。
先生やお友達、親戚の家に無事年賀状が届くよう、また郵便配達員さんのためにも、送り先の住所は大人が書いたほうがよいでしょう。
送り先の名前や自分の名前は、子供自身が書けると良いですね。
投函は子供自身で、出す前の最終チェックもお忘れなく
年賀状の用意が出来たらいよいよ投函ですが、その前に最終確認。
- 送り先の住所と氏名がちゃんと書かれているか、抜けや間違いはないか
- 自分の住所・氏名が書かれているか
- ひと言メッセージは間違いなく送り先の人向けに書かれているか(人違いのコメントを書いていないか?)
- 誤字・脱字はないか
宿題のチェックのごとく、年賀状のチェックも親がしてあげましょう。
問題なければポストへGO。
自分で書いた年賀状をポストインするまでが年賀状の一連の流れです。
年賀状の投函受付をしているこの時期、ポストに入れる場所を間違えないよう子供に教えながら投函しましょう。
お疲れさまでした。
まとめ
- 年賀状の一連の作業をタスク化する
- 無理なく書ける枚数を考える
- 住所交換は親がサポート、さらにプロセスを細分化
- 年賀状のデザイン選びを子供にさせてみる
- ひと言でいいからコメントを書く癖をつける
- 無事年賀状を届けるために送り先住所は親が書く
- 投函前に誤字脱字・メッセージのチェックを忘れずに
初めての年賀状、子供は出すのもワクワク・もらうのもワクワクしていることでしょう。
子供が自分で年賀状を書いて出す年齢になったかと考えると大きくなったものだなと思いますが、一年生は親のサポートがまだまだ必要な時期。
要所要所で手を貸しながらスモールステップを積み上げていくやり方は時間が掛かりますが、無理なく習慣化させるには有効な方法です。
丁寧に教えていくと基本が身につきますから、あとあと楽になります。今は少し手を掛けてあげましょう。
子供と一緒に年賀状を作ることができるのも、きっとたった数回しかありません(男の子なら特に)。
遊びのひとつとして、親子で楽しみながらできると良いですね。
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