こんにちは、ポツンママです。
天気も良く紅葉もきれいな秋はサイクリングに最適の季節ですね。
先日息子の自転車を買い替えたら移動時間が劇的に短縮されて感動したので、今日は子供自転車の買い替えについて書いてみます。
この記事の目次
小学校に入っても幼児用に乗っている子が多い
子供が初めて乗る自転車は幼児向けのものであることが多いと思います。
早い子は3歳ごろから、多くは年少か年中くらいから自転車に乗る練習を始めるので、おそらく16~18インチのサイズではないでしょうか。
我が家の周辺では、男の子はミヤタの16インチがスタンダードです。あの子もこの子もミヤタ。うちもミヤタ皆ミヤタ。
1年生ではまだ初めての自転車の補助輪を外して乗り続けている子が多いです。
でも、小学1年生男の子の平均身長は116.5センチ(平成28年度学校保健統計調査)、ミヤタの16インチの適正身長は113センチまで。
1年生でももちろん乗ることはできますが、子供の体に対して車体が小さく、また足が地面にぺったりと着くので、平均かやや低めの身長でももうサイズアウトしています。
体に合わない小さい自転車はただの遊び道具
息子は、補助輪なしで自転車に乗れるようになってからしばらくは普通に自転車を漕いでいましたが、慣れてくるとストライダーのように地面を蹴って移動したり、目いっぱい漕いでどれだけ進むか試していたり、立ち漕ぎに挑戦していました。
自転車は移動するためのツールというより、遊び道具になっていたんですね。
特に時間を気にしなくていいときはそれでも構いませんが、いくつかある習い事には自転車に乗っていきます。
時間が決まっている用事があるときにも常にそんな調子だったので、大人が漕げば15分の道のりが、遊びながらだと30分、疲れていると40分掛かることもあり、とにかく移動時間にロスが多いことが悩みでした。
間違ったサイズ選びは損をする
最近外が暗くなるのも早いので帰宅時間を少しでも早めたいという気持ちもあり、ついに近所の自転車屋さんに子供用自転車の購入を相談。
子供用の自転車って実は大人用の汎用品より高かったりするので、そう頻繁には買い替えられません。
2サイズ上げて20インチを選べば3年生いっぱいまでは使えるかなーと思っていましたが、自転車屋のおじさんは息子をパッと見て22インチを勧めてきました。
サドルに座ったとき足裏全体が地面にしっかりと付いた方がいいのかと思っていましたが、どうやら違うようです。
子供が快適に乗れる自転車を選ぶときのポイント!
- 自転車は止まっているときではなく漕いでいるときに、足が適正な位置に来るように調整するもの
- ペダルを一番下まで踏み込んだときに、地面から少し浮いたところに来るように設計されているので、足裏がぺったりと地面に付くようだとサドルが低すぎる
- サドルに座って、両足のつま先が地面につくくらいがちょうどいい高さ
- 大きめの子供自転車を購入するときは必ず試乗する
- オートライト機能の有無で数千円の差、本当に必要かよく考える
低いサドルは負荷がかかって漕ぎにくい
自転車屋さんに教えてもらうまで、適切なサドルの高さを知りませんでしたが、買い替え前16インチに乗っていた息子は、「低くて漕ぎにくい」としきりに言っていました。
止まっているときに足が地面に付く=漕いでいるときは足の位置が上がるので踏み込みが十分にできず、足の踏み込み⇔引き上げの動作では太ももの筋肉を使うことになります。
「自転車に乗ると疲れる」と言っていたのはそのせいだったのね。
実店舗での試乗は必須
数年先まで乗れるよう大きめの子供自転車を購入するときは、必ず試乗しましょう。
安いからと言って試乗せずにネットで買うと、サイズが合わなかったりイメージと違ったとしても返品を受け付けてくれないことが多いです。
自転車に乗っているとパンクしたりスポークが外れたり、故障や不具合が必ず出てくるので、自転車屋さんにお世話になることが多くなります。懇意にする自転車屋さんを1軒作っておくのがおすすめ。
- 1つは自転車をぐるぐるに包装して、送り届けたらおしまい。ものすごく大きい包みで、梱包材を片付けるのも大変でした。取説片手に苦労したのを覚えています。
- 2つめは業者さんが梱包を解いた状態で渡してくれ、カギの開け閉めに始まり、自転車のスタンドのかけ方やギアチェンジの仕方、電動だったのでアシストモードの説明など細かく教えてくれました。
ネットで自転車を販売しているお店は当たり外れが大きく、アフターフォローがないので費用以外でのメリットが少ないです。
移動時間が3分の2に!ロスタイムが大幅に減った
16インチに乗っていたときは、移動中私が「早く早く」「先に行くよー」を何度も言っていました。
片道30分掛けていたうちの10分は、道で止まって待っている時間です。
一緒に家を出てもどんどん差がつくので、後ろを振り返ってばかりいました。
親切なおじさんのお店で購入した息子の新しい自転車は、ギアもついているし車輪が大きくなったのでスイスイ進みます。
いつもの癖で、振り返るとすぐ後ろにいる息子。
速さにびっくりです。
少し大きい自転車なので、停車時つま先しかつかないことに多少怖さを感じている様子ですが、新しい自転車がうれしいようで「お先にー」と私を抜いていくこともあります。
16インチから22インチに替え、片道30分の道のりは20分になりました。
6時に帰宅と6時20分に帰宅ではその後の生活が変わります。忙しい夕方の時間に往復20分の短縮は大きい。
まとめ
ジュニア用自転車に買い替えたら、時短出来てママは満足、新しい自転車を手に入れた子供は急かされることなくスイスイ移動できるようになり大満足でした。
行動の遅さが気になるママは、子供が持っているツールを見直すことで、Win-Winの生活を手に入れることができますよ!
20インチでもいいけど、足が地面にしっかり着いちゃうと最初からサドル上げることになっちゃうから22インチのほうがいいよ